時間があればいいと思ってる?

時間がない、という言葉はよく使われます。

 

時間があればもっと行動の量も質も上がるのに…

という気持ちからくる言葉なのでしょう。

 

確かに、時間がないことでどん詰まりになってしまうことはありえます。

 

期限に間に合わず、どうしようもないことって起こってしまうことはあります。

 

 

しかし、時間の有無だけが原因なのでしょうか。

 

果たして時間があれば全てが解決するのでしょうか。

 

無限の時間があれば、全てのタスクや問題を淡々とこなすことができるのでしょうか。

 

私はそうは思っていません。

 

むしろ、時間がありすぎることも停滞の一因となりうるのです。

 

 

思い浮かびやすい例は夏休みの宿題でしょうか。

 

1ヶ月近くある夏休み。

すぐに手を付けなくたって大丈夫さ。

なんたって、時間はまだまだあるしね。

 

なーんて言って遊び呆けていると、いつの間にか始業式間近。

夏休み最終日に泣きをみることになります。

 

余裕がありすぎることで、行動できないんですね。

 

 

 緊急性がないと動けない人って一定数存在します(私も)。

 

夏休みの宿題はさておいて、

あとであとで、と言っているといつの間にかどうしようもない事態に…

なんて経験したことありませんか。

 

本当は大事なことなのに、

今はまだいいやと思ってしまうことがあるのではないでしょうか。 

 

望ましいことではありませんよね。

 

そんなこと私はわかってます。

あなたも本当はわかっているはずです。

 

でも…

っていう話なんですよね。

 

我々人間はそこまで強い意志をもっているわけではないですから、

この問題に対する唯一絶対の処方箋はないです。

 

ですが一つの案として、

わざとやることを増やして忙しくなってみる、

というのはどうでしょうか。

 

時間が有り余ってもどうせやらないのですから、

あえて忙しくして自分を追い込むことで

「時間あるから後でいいや」から

「今この時間でやらなきゃまずい」に

意識を変えることが可能です。

 

時間があるのに動けない人は試してみる価値があるのではないでしょうか。