無計画に価値はない、むしろマイナス

何か目標を持っていますか?

 

仕事でも

学業でも

スポーツでも

人間関係でも

なんらかのスキル習得でも

様々な分野において

理想や目標を持っているのではないでしょうか。

 

目標に向かって情熱を注げているのなら

それは素晴らしいことだと思います。

 

しかし、目標達成には

情熱も大切ですが、

計画性を持って

その情熱を運用していく意識が大切です。

 

 

少し、私の昔話をさせてください。

 

私は中学、高校とバドミントン部に所属していました。

 

バドミントンが面白くて続けていましたし、

やるからには大会で勝ちたいと思って

(進学校だったのですが)勉強よりもバドミントンに注力していました。

 

私は細身で力があまりなかったので

ラケットを振るスピードを上げるために

テニスラケットをテニス部の友人に譲ってもらい

毎晩それで素振りをしていました。

 

真面目なスポーツ少年ですよね(笑)

 

ですが、テニスラケットを振り始めて二ヶ月経った頃から

右手首に異変を感じ始めます。

 

それからは手首を休めながら練習に励んでいたのですが、

大事な大会中に限界が来てしまいました。

 

症状は腱鞘炎に近いものです。

 

それから2週間は箸もペンもまともに持つことが出来ず、

バドミントンどころではありません。

 

少しづつ回復はしましたが

手首は日常的に使うため、負担がかかるばかり。

 

挙げ句の果てには

日常動作で右手を庇いすぎた左手まで

同じような症状になってしまいました。

 

これは高2の秋の話ですが

今も完治していません。

 

大学受験では

周りの人たちとは全く違うものと

戦いました。

 

症状がひどい時は

今でも箸やペンを扱うのがつらいですが

一生治らないと思っています。

 

.

.

.

 

バドミントンに注いだ情熱は間違っていませんでした。

 

しかし、無計画にハードなトレーニングを続けたために

私は今でもその怪我を負うことになっています。

 

ただがむしゃらにやれば目標を達成できるわけではありません。

 

目標達成のために必要な”正しい”努力というものが存在しますし、

何も考えずにがむしゃらにやっても私のように身を滅ぼします。

 

適切な計画性と情熱が伴って

初めて前へ進めるのです。

 

怪我を通して大切なことを学びましたが、

代償はとても大きかったですね…

 

あなたも何かに向かって取り組んでいるのなら

一度立ち止まって見つめなおしてみてください。

 

自分の中に計画性が存在するのか

自分がやっていることは正しい(可能性は高い)のか。

 

失敗は大切なことですが

事前に防げる失敗をわざわざする必要はありませんよね。

 

 

 

あなたにも参考にしていただければ幸いです。