知ったかぶりは大罪

誰かの話を聞いていたり

テレビを見ていたり

本を読んだりしているとき、

自分が既に知っている事柄に

出会うときってありませんか?

 

そういう時に

どのような姿勢で

その情報に向き合えるかで

その人の成長率というものが

変わってくるのだと

私は考えています。

 

自分が知っていることに出会うと

思わず嬉しくなり、

場合によっては得意になることって

あると思います。

 

私が小学生の時の話です。

まだ習っていないのだけれど

本などを通して既に知っていたことを

授業中に先生が話していたとき、

無駄な優越感に浸ったものです(苦笑)

 

ひどい時には

先生の話を遮って

「それ知ってる!」

などと言っていました…

 

ですが

ここで浮かんでくる疑問は

「本当にそれを知っているのか?」

ということです。

 

おぼろげな事前知識しか

持っていないのにも関わらず、

知ったかぶりをしてしまうことは

自分の成長を阻んでしまいます。

 

本当に詳しく知っていることでも

実は知らないことがまだ隠れているかもしれません。

 

自分がよく知らないことを

貪欲に学ぶことも大切ですが、

逆に、

もう知っている(と思い込んでいる)ことにも

自分にはまだ見えていなかったことがないか

注意してみることで、

より緻密な知識が

作り上げられるのではないでしょうか。

 

実際、

知らないことのほうが

多いものですから、

一見大したことのない情報にも

価値があるのかもしれませんね。